【あらすじ】
「怜さんの手、あったかいですね」
「ふふ…日付が変わるまであと少しだ。君とこうやってぼんやりと待つのはたのしいものだな」
大晦日の夜、年越しの約束をした怜とヒロ。
参拝の列で除夜の鐘を聞きながら、二人は他愛のない話や今年の思い出話を弾ませる。
「……108!あけましておめでとうございます、怜さん」
「おめでとう、ヒロ君。今年もよろしくお願いします」
「俺こそよろしくお願いします。今年も、俺、怜さんのことが大好きみたいです。去年より、もっともっと好きです」
「……先手を取られたな」
【キャラクター】
攻め:三浦 怜(みうら れい)29歳 社会人
生真面目なサラリーマン。上司として定時で上がる姿勢を部下に見せようと心がけているが、ワーカーホリックのきらいがある。
感情の起伏があまり表に出ないため、部下にはややとっつきにくい印象を持たれている。
喫茶店で出会った我妻に好意を抱き自身の感情に戸惑いながら想いを告げ、付き合うことになった。
我妻との付き合いの中で今まで興味を持たなかった様々なことを体験し、人生を楽しむことを覚え始めている。
受け:我妻 ヒロ(あずま ひろ)20歳 大学生
素直で明るい、笑顔が可愛いわんこタイプの大学生。現在は一人暮らしをしており、生活能力はそこそこ高い。
大学の学費を稼ぐため、個人経営のカフェでバイトをしている。年の近い姉が構いたがり、ときどき資金援助をしてくれる。
三浦の告白に驚きはしたものの、その想いを真剣に受け止め付き合うことを決めた。
三浦と様々な時間を一緒に過ごせることを幸せに感じている。
食べることが好き。
【作品に含まれる要素】
社会人/大学生/カフェ店員/堅物攻め/年上攻め/わんこ受け/年下受け/歳の差/甘々/ハッピーエンド/初詣
イラスト:乾田 万作さま
シナリオライター:華南 みさき さま
三浦 怜 CV:九財 翼さま
我妻 ヒロ CV:菜花朔さま