店長と猫は二人の恋を知っている
【あらすじ】
「奏太といると、すげー幸せなんだ」
「柄じゃねぇかもしれねぇけど、一緒にいると胸が弾むっつーか、ドキドキして……顔が緩むし……」
「奏太はサイコーの親友なんだなって思ってる」
「なんでそうなるのよ!?」
「え、えっと……連絡とる回数増やしてみたり、デートに誘ったり……。僕なりに頑張ってはみたんですけど……」
「翔平君って、本当に純粋で、真っ直ぐで……友達としての付き合いを楽しんでるっていうか……まだ、気付かないっていうか……」
「はぁ……もう告白しちゃいなさいよ、告白」
猫と店長が見守る、不器用な二人の恋の行方は!?
【キャラクター】
攻め:時任 翔平(ときとう しょうへい)20 歳
大学二年生。金髪寄りの明るい茶髪にピアス、吊り目がち気味の顔立ち。体格もよく、学内で目立っている。
髪色やピアスは単なる好みで、とくに不良というわけではない。性格的にはむしろ平和主義で穏やかなタイプだが、口調が荒いため誤解はされやすい。
祖父母に大切に育てられて、大学まで進学させてもらったため、二人には非常に感謝している。
動物が大好きで、とくにネコが大好き。道端で話しかけることもある。
将来は動物園やペットシッター、ネコカフェなど動物関連の職に就きたいと考えている。
自分が恋心を抱いている自覚がなく、鈍い。奏汰と一緒にいて幸せになったりドキドキしたりするのは親友だからだと思っている。
受け:千石 奏汰(せんごく そうた) 20 歳
大学二年生。黒髪タレ目の柔らかい雰囲気の青年。性格も大らかでおっとりマイペース。
人付き合いは広く浅くで、いつもにこにこしているため、周りから考えがわからない印象を持たれていることが多く、腹黒いと誤解されてしまうことも。
裕福な家庭で実家暮らしのため金銭的な苦労やアルバイトの経験はないが、金銭感覚がセレブというわけではなく、コンビニやファーストフードにもよく行く。
ある日訪れた猫カフェで翔平がバイトしているのをきっかけに仲良くなり、以来、動物園やペットショップ、動物カフェを一緒に巡るように。動物が大好きだが警戒
されてしまい、触らせてもらえずにしょんぼりすることが多かったが、最近は翔平のアドバイスのおかげか、少しなら触らせてもらえるようになってきた。
翔平が好きな自覚も、翔平に好かれている自覚もあるが、翔平があまりにも鈍いため、そろそろ自分から告白すべきかと考えている。
店長:二人が通う猫カフェの店長。お姉さん口調の男性。
【作品に含まれる要素】
大学生/同級生/無自覚攻め/無自覚×自覚/猫カフェ/ハッピーエンド/告白/
イラスト:乾田 万作さま
シナリオライター:久賀 さま
時任 翔平 CV:夜乃 かずお さま
千石 奏太 CV:寛川 マモルさま
店長 CV:九財 翼さま